イラク首都で爆発115人死亡 「イスラム国」犯行声明
イラクの首都バクダッドの中心部で大規模な爆発があり、115人が死亡しました。
この爆発について、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出しました。
爆発があったのはバクダッドの中心部にあるショッピング街で、3日未明、自動車爆弾が爆発しました。
AP通信によりますと、この爆発で子ども15人を含む115人が死亡し、少なくとも12人が行方不明、187人がけがをしました。
この爆発について、過激派組織「イスラム国」は「シーア派のイスラム教徒を狙った自爆テロ」だとする犯行声明を出しました。「イスラム国」は先月末、
イラク中部の都市ファルージャを失うなど、イラクとシリア国内で劣勢となっていますが、首都バクダッドで大規模なテロを起こすことで勢力を誇示する狙いがあるとみられます。
また、同じ日にはバグダッド北部で5人が死亡、16人がけがをする爆発も起きています。
(2016年7月04日03:24)